目指せ! B級の星!!

何をどう間違えたか、実業団登録してしまった中年ロード乗りの顛末記です

マウンテンサイクリングin乗鞍 2018

男子E 1:15:50(49位)

今回で8回目となるのだが、今年は事前に試走することに。
大会以外で初めて乗鞍を上るのだが思っていた以上に全然走れない。
冷泉小屋前後の斜度が急なところで脚が止まり、そのまま止まってしまう。
1本目2時間近くかかり、2本目は位ヶ原山荘付近まで。

体重も56kg前後と安定し、事前の鹿野山のタイムも悪くなかった。
今回は結構いけるかと思っていたが・・・


(前日)
涼しいところで練習することを想定して青春18きっぷを購入したが、このままだと使い切らずに終わってしまいそう。
使い切らないともったいないのと、1人で車で行くのも辛いので初めて輪行で行くことにした。

6:29発の総武線快速で東京まで乗り、駅弁を買ってから8:11発の中央特快で高尾まで。
車だとこの時間で出発すると、どこかしらで渋滞に捕まる時間。
高尾で9:20発の甲府行の普通列車に乗り換える。
6両編成だが、山に行く方が多く結構込み合っている。
輪行で行く方も目立ち、連結付近に何とかバイクを置く。

甲府で松本行きの普通列車に乗り換えるが、3両編成で結構乗客も多い。
上諏訪からは乗客が多く、松本まで結構混雑していた。

松本着は12:50頃。そこから上高地線に乗り換え新島々まで行き、乗鞍への往復割引きっぷを購入。

新島々でバイクをトランクに預けバスに乗り込む。
観光センター着が15:20頃。

受付を済ませ、そのまま宿に入り明日の準備をしながら温泉につかり18:30に夕食。
今回の宿は相部屋たが、夕食も朴葉焼きや馬刺しがあったりしていたせりつくせり。
食後再び温泉に浸かり、そのまま寝入ってしまった。

 

(当日)
4時頃目が覚め、外で出てみるがやや涼しいくらい。
4:45から朝食、その後軽く朝風呂に浸かる。
荷物預けが6:00からなので、その時間に合わせスタート地点まで1本アップする。
2.6km位で10分位か。
その後、宿に戻り荷物をまとめもう1回スタート地点までアップ。
宿で荷物を預けられるのが大きい。
すでにバイクが多数並んでおり、今回も最後尾からスタートすることに。
チャンピオンクラスのスタートを見送りながら、スタートまで待つことに。
今回もスタートまでは寒くなく走り出せる格好で待つことができた。

 

(レース)
並びは最後尾付近だったので、スタート後はイチかバチかで先頭付近目掛けて一気に踏み込む。
が、2分位しか持たず先頭集団にたどり着くことができない。

心肺も一気に185まで上がるが、太腿に一気に疲労感が漂い脚が回せなくなり、220w位しか出力が出せず。
休暇村の通過タイムは設定より10秒位遅れる。
その後、三本滝までの緩斜面でも思うようにスピードに乗せられず、設定よりも1分以上遅れることに。
(三本滝の通過タイムだが初めて20分を切ることができた。)

三本滝からは勾配が一定の区間が続くが速度がうまく乗せられない。
出力も210w維持できるかどうか。
摩利支天から4つ目のカーブミラーからが勾配が急な区間が位ヶ原山荘まで続く。
勾配が急になると一気にケイデンスが落ち脚が回せなくなり、出力も200wを切ってしまう。

位ヶ原山荘通過が52分台。ここで70分切りはおろか、75分切りも危うくなってしまう。
しかし、位ヶ原山荘から大雪渓までの区間が一番苦しい区間
出力も180w維持するのが精一杯。

大雪渓通過が69分台で、75分切りが絶望的に。
動かない脚を無理やりうごかすようにして畳平へ。
今回も75分切れなかったが、昨年よりはマシな程度。

ゴール後は帰りのバスの時間が心配になり、列に並ぶが10時過ぎに下山が始まる。
周りの絶景を撮っていたら、崖上で熊の姿が。
が、熊もすぐに立ち去ってしまった。

下山に50分位かかり、観光センターでりんごを頬張りながらバスの時間を確認。
慌てることもなく温泉に入る時間を確保できそう。
11時頃宿に戻り、温泉に浸かってから宿を発つことに。

宿の近くにバス停があり輪行の準備をし、新島々行きのバスが12:17発

トランクが一杯だったので通路にバイクを置くことに。
通路だけで6台置いてあったので結構な台数が乗っていたのだろうと。
新島々で乗り換え松本までの列車は13:10発。
車で帰ると新村付近の渋滞が結構激しいのでげんなりとしてしまうが、電車だと何事もなく通過。

松本立ち食いそばをすすり、14:26発塩山行きの普通列車に乗るが行きとは違い結構落ち着いている。
小淵沢で「ホリデー快速ビューやまなし」号に乗り換える。
30分以上待たされるが、この快速に乗るために多くの方がここで乗り換え、早速並んでいる。
しかもその後小海線の列車が到着するとさらに列ができることに。
が、その後人身事故で列車が大きく遅れ、40分遅れで発車することに。

快速列車が215系の2階建て車両なので、バイクの置き場所がどうかと思っていたが、1号車デッキ付近に難なく置くことができた。

連結付近が1階建てなので網棚に荷物置くことができ難なく席を確保することに。
列車の遅れの影響で結局1時間遅れで、三鷹で隣の東京行きに乗り換える。

東京駅の到着時間から、20:40発京葉線快速に乗り換え大網着が21:40頃。
昨年は日付を跨いだが今回はその日のうちに帰宅できた。


今回の機材

(フレーム)カーボネックス
(クランク)スーパーレコード 50-34T(4本アーム、stagesあり)
(ホイール)キシリウムカーボン(TU)
(リアスプロケット)9000 12-28T
(タイヤ)コンペティション 22c
(空気圧)F:8.0 R:8.4


(まとめ)
今回初めてパワーメーターを付けて走ってみたが、思っていた以上に出力が出せない。
摩利支天から先の斜度が急になる個所から位ヶ原山荘を経て、大雪渓までの約7km区間が一番苦しく、ここで所定の出力が維持できないとタイムが望めない。
また、目標タイムが70分切りとしていたが高すぎた。次回は身の丈に合った目標を設定しないと。
乗鞍も道中長いので1人で車で行くと当然費用も掛かるし、渋滞に捕まること必須で道中楽にならない。
初めて青春18きっぷを使い普通列車での輪行だが、時間はかかるが何事もなくいける。
これなら1人で車で行くときと時間はそんなにかからないかと。

レースの内容は相変わらず散々だが、絶景とこの時期でしか味わえない避暑地気分。
源泉かけ流しの温泉に癒される乗鞍ヒルクライムでした。