第67回 秩父宮杯
マスターズ 10位(+9s)
前回は入賞したのでエリートといきたいとこだったが・・・
ニセコに向けて少し距離を乗りこんだりして練習を積んだつもりだが、今期の実業団はスタートして直ぐに千切れ話にならない。
ニセコも序盤早々で千切れてしまい、完走できるかどうかの状態。
距離を伸ばしたつもりだが、段々と疲れが抜けなくなり連日の練習メニューがこなせなくなってきている。
今回もマスターズでエントリーすることになった。
乗鞍も75分切れず、不安の中
乗鞍後の練習は6倍1分×8本のインターバル練をするのだが、6倍すら出ずノルマをこなせない。
今回は単独で車で行くことにしたのだが、なけなしのETCマイレージをはたいて山田インターから高速で贅沢に花園まで。
山田インターを4時過ぎに通過し、嵐山で一休みして6時頃花園インターを通過。
皆野寄居有料道路を経て会場は6:40着か。
受付を済まして準備するのだが、いつもの両面テープを忘れてしまい、ワンピースにゼッケンを張るのに苦労した。
しかもヘルメットキャップだと思っていたのだが、シールだったのでヘルメットの選択を間違ってしまった。
準備に手間取り、アップがてら試走して下りコーナーのチェックをしようとしたのだが、時間がなく3本ローラーでアップすることに。
その後、駐車場までの1分半の上りを使い260w位まで3本負荷をかける。
この時の憂鬱な気分を
空気圧をチェックしスタート会場へ。
何とか30分くらい前にバイクを並べ、先頭付近に並ぶことができた。
(photo by さやかさん)
今回はポズナン帰りの岡本さん(team GIRO)、おのクンの練習仲間である齋藤さんについていければいいなと。
(photo by おかもっつーさん)
台風の予想だったが、まだそんな予兆もなく秋晴れで暑いなか号砲の花火があがりスタートを迎える。
前回は中級者と混走だったので7分差をつけてからスタート。
(レース)
スタート後、クリートキャッチに手間取り位置をやや下げる。
先頭が見える位置に落ち着いてキープしようとする。ペースがゆったりとする感じだが、序盤アップだと思い落ち着くように。
(photo by おかもっつーさん)
和銅大橋を右折してからの長い直線だが、その後の登りがキツイのか皆脚を貯めてるような感じ。
最初の上りは落ち着いて脚を回し、先頭から目線を切らさないように。
乗鞍でやらかしたチェーン落ちだが、落ち着いて対処すれば気にならなくなった。
登り切れば苦手な下りコーナー、前から何とかちぎれないようにしてクリアするように。
その後の緩斜面~スタート地点の間で集団が大きくなっていく。
1周目は17:06で昨年よりもゆったりとしている。
スタート地点から皆野バイパスまで東に向かうのだが向かい風があり、なかなか前に出ることなくペースが上がらない。
和銅大橋からの直線も登りに向けて脚を貯めるのかここもペースが上がらない。
大集団のまま登りのなるのだが、ここでも先頭から見切らないよう登り切り、下りで遅れないように。
2周目は17:50位か。
ラスト1周大集団のまま進み最後の登りに入るのだが、かなり苦しく感じ何とか耐えながら先頭から見切らないよう下りに入る。
下りは前から千切れないよう何とか下るのだが、先頭付近からと差ができてしまう。
下り切る前から踏み込み何とか前との差を詰めようとするのだが全然詰まらない。
その後の登りでも何とかもがき追いつこうとするが登り切る前に力尽きる。
その後、岡本さんにするっと抜かれそのまま前に一気に追いついていく。
何が何でもついていければいけないのだが、そんな脚と心肺は残っていなかった。
その後の下りで何とかスピードを乗せてゴールまでといきたかったが、残り300mで脚が止まりズブズブと抜かれゴールへ。
現状の力の無さが如実にでたと感じた。
先頭付近に一気に追いついた岡本さんはなんと2位に。
あの位置から一気に追いついて最後まで勝負にからめるところを見ると地脚の差が歴然とした感じ。
ゴール後、中級者で走っていた中村さんは残念ながら落車してしまう。
(photo by おかもっつーさん)
その後岡本さんの表彰式を見た後、佐藤さんが参加しているエリートのレースを観戦することに。
終盤だったが、残り1周で鵜沢クンが先頭3人の逃げにしっかりと乗っている!
しかもゴールは単独で!!
凄いものを見せていただいた。
ゴール後は佐藤さんと一緒に。
(photo by さやかさん)
表彰式で本物の宮杯を見てから、佐藤さんと梅野さん達らと一緒に凡の湯へ。
久しぶりに浸かってからは皆と別れ、帰路に就く。
花園を16時頃入り、関越の渋滞はいつもの感じそれほどでもないが、外環に入ると台風の影響か大粒の雨が降ること。
18時過ぎに近所のスタンドで給油して帰宅することができた。
今回の機材
(フレーム)カーボネックス
(クランク)スーパーレコード 53-39T
(ホイール)コスミックアルティメット(TU)
(リアスプロケット)9000 11-28T
(タイヤ)コンペティション25c
(空気圧)F:7.2 R:7.4
(今回のまとめ)
前回と比べるとペースがかなりゆったりとしたが、最初の登りは最後まで先頭から見切らないようたどり着くことができた。
しかし、下りで遅れてしまうのは変わらない。
あの下りでポジションアップするスキルはないので前の人の後ろで付いていくしかできないのだが。
やはり長い最後の登りからゴールまで一気に踏み抜く力が残っているかどうか。
3本目の登りで力尽きてしまう感じだった。
岡本さんはその点では力が一つ抜けている感じがし、地脚の差があるとつくづく痛感した。
乗鞍後の付け焼刃的なトレーニングからするとこの結果はできすぎかも。
あとは下りが下手なのでスキル等どこかしらで身に着けないと。
高強度のインターバルは定期的にやっていろいろと練習を組み合わせないと。
最後で勝負に絡めないところを見ると、マスターズはやはり侮れない。