目指せ! B級の星!!

何をどう間違えたか、実業団登録してしまった中年ロード乗りの顛末記です

もてぎ100km サイクルマラソン

男子F 13位(top +0:20)

初秋のしもふさクリテから続く冬のエンデューロの最後戦。

年末年始は何とか風邪もひかず週末は少し距離を乗り、ローラーではLTレベルの練習がメイン。

当日は朝5時過ぎに家を出発。
今回は東関道で富里から潮来、下道で鉾田まで行き、また東関道で水戸まで行くことに。
8時前にもてぎ着。
気温も氷点下になる事もなく、前日の天候からすると暖かく感じた。

シクロ用ワンピにレッグウォーマーを着用。
先日のそでがうらでレッグウォーマーが太腿からずり落ちてしまうので、日東5000番の両面テープで固定してみる。

朝食はパン2ケ、おにぎり2ケ、バナナ3本、甘酒1缶、ヴァーム2ケ。
経口補水液をボトル1本で
寒いので試走はせず、準備運動して身体をほぐすようする。

寒いので早く並ぶ気がないのだが、10分前にスタート地点に向かうとかなり並んでおり最後尾から。
昨年は残り2周で千切れたので、最後まで先頭付近で走り切れる事を目標に。
あとはいつも気にしてるのだが、絶対に落車しない事。

(レース)
スタート後、1周目はローリングスタートで先頭が見える位置まで上がっていく。
序盤の6周はアップだと思い集団中程で身体を温める感じで。
1周7分前後のゆったりとしたペースで。
が、北風が強くHSでは追い風で速度が伸びるのだが、最終コーナー手前の直線では向かい風となり速度が一気に落ちる。

残り5周まではサイクリングだと思い集団内に留まるが、同じように考えているのか集団の人数が半端ない。
8周目で先頭付近を覗いてみると清水さんがしっかりとローテを廻している。

後ろから前を覗く感じになるので、カレーのおにいさんや佐藤さん、伊藤さんから目線を切らさないように。
岡本さんも積極的に前目にいる感じで。
残り10周を切る位から相原さんがしっかりと集団の先頭付近に付いている。

途中先頭との差が「2分」、「3分半」と告げられるが、後方からだったので誰が逃げているのか全然わからない。
集団の先頭付近にたまに出るのだが、向かい風が強いところでは速度維持が精一杯で長く牽けず。

残り5周を切っても上りでふるいにかけられる事もなく、大きな集団のまま残り2周へ。
集団を眺めてみると同じ男子Fのカテの方々がかなり目立つ。

ラスト1周で集団内に埋もれるようであれば、勝負には絡まない。
先頭付近にいるようであればワンチャンスあるかと。

ラスト1周の速度が乗るS字カーブから、列が縦にやや伸びる所で右側に位置することに。
最後は右側で位置をキープする。

最終コーナー手前の前の直線で向かい風を何とか辛抱して右側から位置どると先頭付近に。
最終コーナーをまわり、ゴールまでの距離があると思い、周りと同調してスプリントに参加しようとする
が、脚が思うように廻らずしかも後ろから左から人が湧いていく感じがし、右側の芝生に弾き出されてしまいスプリントに参加できず。
芝生の上で減速しながら横を見ると、店の朝練で一緒に練習してる方が落車して倒れている。
ゴール後、メディカルセンターに向かい状況を見ると脳震盪を起こしたらしく、意識が戻るまでやや時間がかかった。

その後、意識が戻り真岡市内の病院に搬送されることになったが、付き添いは同じレースを走っていたお兄さんにお願いすることに。
バイクが全損となったが、店に連絡して預けることに。
その後、精密検査を受け一晩入院したのだが、幸いにも頭の方は問題なく擦過傷のみで無事に退院できたと連絡があった。

もてぎのゴール地点はゴールレーンと走行レーンで分かれているのでゴールする際、ゴールレーンに殺到してしまうのでは。
各カテゴリーで入賞対象となると、40人以上が対象となるので今回のように大集団となると修羅場と化してしまう。

会場を後にして、もてぎ内のホテルの大浴場で身体を温め、水戸北インター途中の食堂でカニクリームコロッケを頂く。

 

今回の機材
(フレーム)カーボネックス
(クランク)スーパレコード52-36T
(ホイール)ゴキソ
(リアスプロケット)9000 11-25T
(タイヤ)ピレリ P ZEROVELO(23C)
(チューブ)SOYOラテックス
(空気圧)F:7.6 R:7.8


やっともてぎ100kmで最後まで集団の先頭付近で付いていくことができた。
ただ付いていくだけで結果が残せるほど甘くはない。
あとレッグウォーマーに貼った日東5000番テープは効果抜群。
しっかりとくっついており、レース中不安がなかった。

これで冬のエンデューロは終わり。
川島町クリテを挟み、次のトレーニングレースは春先の修善寺シリーズになるかと。
修善寺は短時間高強度インターバルトレーニングがこなせないと走り切れないので、しっかりとトレーニングしないと。

それよりも、落車は他人ごとではないと改めて痛感した。
単独参戦が多い自分では尚更で、人よりもマネージメント能力を問われてしまう今回のもてぎでした。