目指せ! B級の星!!

何をどう間違えたか、実業団登録してしまった中年ロード乗りの顛末記です

第3回 JBCF 椿ヶ鼻ヒルクライム

E1 11位 41:46(+6:50)

チームメンバーが実家に近く参加したいのだが、アテンダント資格がないため参加できるかどうか。
事務局に確認して委任状を出そうかと思っていたが、やはり参加することに。
石川ロードの監督会議の際、海保さんから「スイカ食べ放題!!」の一言が決めてとなった。

大会自体はホビーのヒルクライムレースがメイン。
ホビーの方は今回が5回目。

エントリー締切間際にエントリーしたので、全ての手配が1から。
成田~福岡間のマイレージを当てにしていたが満席で手配できず。
他の区間で探していたら、佐賀便が空きがあったので迷わず手配。
本来なら10月の大分で使う予定だったマイレージだが、空きがないためここで使い果たすことに。

宿は日田駅前のルートインで。
佐賀空港からは輪行にしようかと考えていたが、乗り継ぎが頻繁で手間がかかりそう。
ネットでレンタカーを探してみたら「たびらい」でヴィッツクラスが値ごろな価格で手配できそう。
エアはマイレージで手配できたので、その分の予算はレンタカーに回すことに。
上記の手配を石川ロードから帰ってきてから、ワールドカップ決勝を見ながら済ませてから眠りにつく。

レース当日は天気も良く酷暑が予想されていたが、突如火曜日に台風12号が発生。
しかも土曜に関東直撃、日曜に西日本に向かうという事でレースが開催されるかどうか、現地に辿り着くかどうか不明だった。
1人だけだったらキャンセルするつもりだったが、チームアテンダントという立場故、行かない訳にはいかない。

(レース前日)
往路はANA981便(9:50)で。
大網発6:30のリムジンバスで羽田着8:10頃。
羽田で時間を持て余すかと思っていたが、荷物預けで長蛇の列をなし、預けることができたのが9:10頃。
珈琲とサンドイッチを頬張り、保安検査場を15分前に通過し、定刻時間ちょうどに搭乗することに。
何事もなく羽田を発ち、佐賀へ。

佐賀空港に到着するとあっという間に荷物が出てくる。
レンタカーを借り、12:30頃佐賀空港発。
今回はフィットだったので積載が凄く楽。
ETCカードを忘れてしまい、下道を延々と走ることに。
筑後川を渡り、昇開橋を横に眺め、どこかしらでお昼を食べたいと思っていたが、なかなか見つからない。
やや狭い県道を走り久留米に14時頃通過しここでうどんを食べることに。
久留米から国道1本で日田へ向かい15時半頃日田駅前に。
佐賀空港から80km位か。

そこから受付会場である大山公民館に向かい16時頃受付を済ませる。

バイクを組み立てると、赤峰君と海保さんと一緒に。
試走した赤峰君から「残り1kmがキツい」と。
マネージャーミーティングを済ませてから車でコースを確認。
ルートラボとグーグルマップでコースをチェックしていたので、コースに目を慣らす感じで確認してみる。

6時過ぎなのにまだ陽が高い。
その後ホテルに入り、夕食を食べるとその後はそのまま寝入ってしまった。

(当日)
5時頃起き、テレビで台風のチェックをしてから朝風呂に。
6時半に軽く朝食をとり7時頃チェックアウトして、レース会場へ。

赤峰君と一緒に大山小中学校の校庭の駐車場に入り、検車を済ませ軽くアップすることに。
橋を渡ったところで程よい上りがあったのだが、いきなり10%超え、途中20%に達し脚が廻らなくなる。
実家が隣町である赤峰君によると、周りはこんな坂ばかりだと。

その後川沿いの道を軽く往復して、スタート地点へ。
スタート直前で雨が落ちそうになり、空気圧をやや落としてみる。

今回は初めてなので目標も立てず練習の一環として取り組むことに。
しっかりと脚を廻してついてくことだけに絞る。
40分切れれば御の字で。

E1のスタートが最終なのだが、少ないのでポツンと取り残された感じ。
のどかな感じでスタートを迎えることとなった。

(レース)
スタートして最初は集団で進むが、いきなり9%の上りに。
集団につけたのは2つ目の上りまでで、その後は徐々に離れてしまう。
前方集団は10人位いたか。

トンネルを抜け、アップダウンが続くが集団は遥か彼方。
下りがあり脚を回しながら進む。
250W位を意識して何とか耐える

仙道屋敷バス停~塩井大橋間は程よい斜度で脚をリズムよく廻すよう。
塩井大橋を超えると後半の最初の10%区間が。
250W位でリズムよく脚を廻すように。

座目木バス停~次の民家までは普通に10%超えが続き、時折15%を超える所で出てくる。
250W維持しようとするが、10%超えの坂が長いので徐々に出力が落ちていく。
15%を超える箇所ではトルク負けしてしまい思うように脚が廻らなくなる。
この区間では設定より1分近くタイムを落としてしまう。
所々で水をかけてくれるので凄く助かる。

残り1kmを切ると15%越えが普通に。
ここまでくるとシッティングで脚をゆっくり廻すのが精一杯。
出力も200Wを割り、耐えるしかない。
残り500mで40分切れないと悟るが、何とかゴールへと。
残り300mがこんなに遠いと思いながらゴールへ。

少し落ち着いてから色々と食材を堪能することに。
(メニュー)
・スイカ食べ放題
・鹿肉入りうどん
・おにぎり
・きな粉と白蜜の団子

写真でお伝え出来ないのが残念だが、いたせりつくせりで。
ただ今回はやや涼しくしかも雨がポツポツ落ちてしまう。
当初下山は11:30の予定だったが、少し早め10:40から下山開始することに。
これ逃すと家に帰れないと思い、すぐさま下山する。

下山してから荷物をまとめ、予定していたANA458便(18:55発)を1つ前の便(ANA456便、15:45発)に変更する。
その後温泉無料券を握りしめ、お昼頃日田温泉の亀山亭ホテルにて温泉へ。

少し落ち着いてから13時頃日田を発ち高速に乗り一気に佐賀へと向かう。
途中ちゃんぽんを食べてから、佐賀空港に到着したのが15時頃。
到着したときは台風の気配は全くない感じ。
定刻通り飛行機が出発し、何事もなく羽田に到着することができた。
いつもながら暑い羽田からリムジンバスで無事に帰路に就くことに。

 

今回の機材(伊吹山と同じ)
(フレーム)785 RS
(クランク)9000 50-34T(チェーンリングは共に6800で)
(ホイール)キシリウムカーボン(TU)
(リアスプロケット)8000 14-28T
(タイヤ)コンペティション 22c
(空気圧)F:7.6 R:8.0


今回のまとめ
・富士山HCと同じだが、15%前後の斜度になるとトルクが太くないと上れない。
・それよりも15%超える箇所が出てくるとは思わなかった。
・下り箇所があるので、次回いくときは14-28Tでなく11-32Tを用意しないと。
・ホビーがメインなので結構至れり尽くせりの感が。

 

このヒルクライムだが、地元として力を入れている。
一時期の龍勢を思い出す。
夏場のヒルクライムなので、荷物預けもせず、ゴール後も寒くならずそのまま居続ける感じ。
コースは思っていたよりも結構厳しいが、上る景色もいい感じ。

次回も参加したくなる椿ヶ鼻でした。